空間の有効利用 Vol、5


 コーナースペースの有効利用

デスクのスペースは、左図のように、手が届く所に近いほど、毎日使う物を、遠いところほど、使用頻度の低いものを置く、これが基本ですね。

これまでのシリーズでは、空間を立面で考えてきましたが、今回は、平面で考えた場合にデッドスペースになりがちな、コーナースペースについて考えてみましょう

奥のモノがとれなくても、とにかくモノの前にモノを置く、というやり方もありますが、ここでは使いやすさと収納量を考えてみましょう。

スペースを上から見たところ
■コーナースペースの考え方<斜め置き>■

コーナーに家具や棚などを斜めに置くやり方は、けっこう一般的ですね。
見た目も問題なく、コーナー部の家具や棚は、中身が見やすく、また、取りやすい状態です。
コーナー部分に、下手にぎゅうぎゅう詰めに収納を詰め込むよりは、使いやすいかもしれません。
でも、左図の赤丸の部分のように、けっこう多いスペースが無駄になるのも事実。

■コーナースペースの考え方<L字に近い形>■

一見、なんだか無駄な使い方に見えて、効率が良い使い方です。
L型に近いですが、横向きの家具と縦向きの家具の間には隙間を空けます。
隙間Bは、横向き家具の奥行きAに対して、3分の2以上空けておくと、横向きの家具に収納したモノを、無理なく取ることができます。
でも、これって、けっこうデッドスペース多いんじゃないの?
と思いますよね。では、比較してみましょう!

■コーナースペースの考え方<比較編>■

コーナーに斜めに家具を置いた場合と、L字型に近い配置をした場合で、デッドスペースの面積を比べてみました。
左図同じ面積のコーナースペースに、家具をそれぞれ配置した残りのスペースがたまご色の部分になります。
このたまご色の部分を寄せ集め、左図の下に抜き出してきます。

すると、オレンジ色の面積だけ、左図の斜め置きにした方が、デッドスペースが多くなることがわかりますね。

と、いうことで、コーナーの有効利用法は、L字型がマル。