部屋の配線をなんとかしたい!


一番は、インターネットの為に電話の引き込み口からパソコンまで、延々と続いている電話線。インターネットなど夢ですらなかった時代に建てられた建物では、この引き込み口からパソコンまでが遠いこと遠いこと。一戸建ての場合など、1階から2階へと、何が悲しくてこんなに配線をしないといけないのかと思うほど遠くたどっていかなくちゃいけない。賃貸などは、穴など開けられたいから、どうしても引き込み口から遠くない、パソコン環境の悪い場所にパソコンを設置せざるをえない。

機器からコンセントまでの道中に線が垂れ下がり・・・

また、最近は無線LANにした、また、考えているという方、増えましたよね。でも、
「良いよね、そうできたら。でもさ、無線対応の機器に、変える予算もないし、第一、今の機器がもったいない・・・」
これが普通に思うこと。

とどのつまりは、パソコン・電器製品の周辺、部屋中、また、部屋から部屋へと、へびのようにくねくねと線が這っている。
掃除機にじゃまにされ、足で引っかけられ、家具に押しつぶされ、と虐待の限りを尽くされる線・線・線。
よくもまあ、切れることなく頑張ってくれているものだ・・・
電源ケーブルなど、傷が入れば、漏電など、コワイことに。

ということで、安全で、見た目もキレイで、傷も付けずに、ちょっと上手な配線の処理の仕方を考えてみました!

 配線の基本の考え方
安全第一
キレイ
わかりやすい

配線の基本は、
1,安全なこと・・・ケーブルが傷ついたり、接続箇所が抜けない。
           と、同時に、ケーブルを引っかけて転ぶことを
           防ぐ。特に小さいお子さんのいらっしゃる家では
           とても大切なこと。
2,キレイなこと・・・部屋の中をケーブルが行き来する以上、
           見た目は大切
3,わかりやすさ・・・どれがどの機器のものなのかわかること
 ルートを決める
■もっともじゃまにならない配線ルートを決める■

●長い距離の配線
長い距離を横断するのは、電話ケーブルかLANケーブルですね。
幸い?なことに、この2つは、ケーブル自体、長いものから短いものまで売っています。
また、一度設置したら、よほどのことがない限り、外すことはないでしょう。
なので、距離が長くなっても、じゃまにならず、傷が付く心配もなく、見た目もなんとかなりそうなルートを考えます。

基本は天井と壁の境目
部屋の角、窓の枠に沿って、また、床の隅をたどっていきます。
天井が良いのは、なんといっても押されたり引っかけたりする心配が全くないこと。
天井なんて目立つんじゃないの?とお思いでしょうが、天井または壁の色のモールで保護してしまえば良いのです。

●短いケーブルの配線
パソコンの本体と周辺機器をつなぐケーブルの中で、周辺機器の配置の関係で、どうしても部屋を横切らざるを得ない配線がありますね。
また、通常、電源ケーブルは1m〜長くても2mまでと、ほとんど、そのままではコンセントまでたどり着きませんね。
どうしても部屋を横切らざるを得ないものは、まとめて配線できるかどうか検討してみましょう。

●延長ケーブルの検討
思い切って延長ケーブル・電源ケーブルにはOAタップも検討してみましょう。
OAタップは、電源ケーブルの延長だけでなく、最近は集中スイッチや雷サージ機能など、機能的にもUPしているので、この機会に購入なさるのもマルです。
 固定テクニック

■ステープル■

要所要所を固定していく方法です。
良く目にするご存じコの字の金具
50cmくらいの間隔でケーブルを固定しましょう。
うっかり力を入れすぎて、強く打ちすぎないように注意しましょう。
外見に問題なくても、肝心な中に入っている線が切れてしまうことがありますよ。
賃貸住宅の釘を打ち付けてはいけないところは使えません。
ステープルはホームセンターの電気の配線用品コーナーに必ず置いている定番です。

■両面テープ■
ステープルやクランプで要所要所を固定しても、どうやらその間のケーブルは、まっすぐになりにくいぞ。
ということで、要所要所の固定していない区間、ケーブルに直接両面テープを貼って、くっつけてしまいましょう!
賃貸住宅の場合、両面テープを貼るとはげてしまう壁材等がありますので、部屋の隅の目立たないところで、両面テープをはがした時に部屋材が痛まないかどうか確認しましょう。

モールの色は取り付ける
場所の色に合わせて
■モール■

ケーブルを直接見えないようにしたい時は、モールで処理します。
モールは、土台となる部分に両面テープを貼って配線したい壁に貼り付け、ケーブルとカバーをします。
モールの取付自体は簡単なものですね。
両面テープは、壁紙でも表面に凹凸があるタイプにはくっつきにくいので、そういう場合は両面テープを強力なタイプにするなどの対応が必要です。
モールはグレー・ホワイト・茶色などが市販されていますので、モールを取り付ける場所の色に合わせて購入しましょう。
これもホームセンターの電気の配線用品コーナーに必ず置いている定番です。
■クランプ■

両面テープで留めるだけ
ただし、くっつける面に凸凹があれば、すぐ外れてしまいます。
ケーブルって、意外と重さがあるもの。
■ケーブルカバー■

電器機器・周辺機器からコンセントまで、というような感じで、どうしても床を横切らないと届かない場合、ケーブルを保護すると同時に
ぶつかってもつまづかないモールが必要です。
天井・壁や床の隅用にご紹介したモールは、床に利用すると、横から当たったり上から踏んだりといった衝撃ですぐにカバーが外れてしまいます。
足で踏む可能性がある場所にはこれ。
緩やかなアールになっているので、つまずいたり、掃除機のじゃまになったりもしません。
部屋用に、やわらかくて、カッターでカットできるケーブルカバーという強い味方があります
靴で踏む場所の場合は、同じ形状の硬い素材のものを使用しましょう。
クリック!
ホームセンターの電気配線売場またはパソコンショップにも大抵置いてありますよ。
■角■
ひっこみでもでっぱりでも、角では充分注意を!
直角にきっちり曲げてしまうと、中の線が切れてしまうことがあります。角は面に沿わせず、アール状に配線しましょう。
モールを利用する場合は、角用の部材を一緒に購入しましょう。
 部屋の中の配線
■天井・壁の配線■

天井と壁の境目は板・モールをとめている場合と1cmほどへこませている場合があります。
板・モールを留めている場合、板・モールの下側にケーブルを沿わせましょう。
へこんでいる場合は、この隙間にちょうどケーブルが入ります。

壁を縦に配線する場合は、遠回りになっても、ドアや窓の額縁を経由させましょう。

<モールの写真>
■床の配線■

床にの隅に配線する場合は、巾木の上に

 部屋から部屋への配線

ケーブルの厚さ5mm
これなら使える!
スリムケーブル
■部屋から部屋へ、つまり、途中にドア等がある配線■

部屋から部屋へと配線する場合は、天井と壁に這わせるのが鉄則。少々距離が長くなっても、床を避けましょう。
一番の難関はドアや引き戸。

●ド ア
ドアには、わずかですが隙間があります。
ドアの上部と下部です。
以前の電話線、LANケーブルでは無理ですが、最近は、極薄ケーブルが市販されています。
サプライメーカー品で厚さmm。
この薄さなら、問題なくドアの隙間で充分
1m〜30mまで市販されています。
30mでも定価\2,480と意外と安いので、気軽に挑戦してみては?

LANケーブルの場合、このように薄いものはないので、エアコン用の穴を使ったり、各部屋の押入やクローゼットの天井から天井裏にケーブルを渡していく、ということになります。
●引き戸
引き戸には基本的に隙間がないので、隙間を作ります。
引き戸の戸あたり用の、クッション材を戸が当たる場所に上から下まで貼っておきます。
このとき、ケーブル用のスペースを空けておきます。
ケーブルを配線し、ケーブルより少し厚いゴム系のものをケーブルの横に貼っておきましょう。
ゴムは、わざわざ購入しなくても、ケシゴムをカットしてもOK。
こうしておくと、勢い余って戸を閉めてしまっても、ケーブルそのものを傷つけることがありません。
クッション材は、ホームセンターで引き戸用のものを売っています。

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